道へき・複連ＯＢ会総会　新会長に古田統氏選出　研究会への積極参加を

（関係団体 2024-05-17付）

　道へき地・複式教育研究連盟ＯＢ会は１１日、設立３０周年記念式典に先立ちアパホテル札幌大通駅前南で６年度総会を開き、「研究大会等への積極的参加」「会員の拡大」等を盛り込んだ６年度活動計画を決定。役員改選では古田統氏を新会長に選出した。

　総会では、田中和敏会長のあいさつに続いて５年度の会務報告、決算報告、監査報告を承認した。

　６年度の活動計画案について審議し、学校・へき地教育を巡る状況と活動の基本的な方針を決定。ＩＣＴ教育の急速な進展によって子どもたちの学習方法が様変わりしていることや各地でコミュニティ・スクールの導入が進んでいること、少子化による学校統廃合の加速化がへき地・複式校の減少に拍車をかけ、道へき・複連の組織運営に大きな影響を与えていることなど、へき地・複式教育を取り巻く様々な課題を解決するべく、道へき・複連の活動と条件整備等の支援の活動を進めていくことなどを確認した。

　また、具体的な取組として研究大会（全道へき地・複式教育研究大会上川大会）などへの積極的な参加、会員拡大に向けたＯＢ会加入案内の送付、会報の発行、他団体（道へき・複連、全へき連ほか）との連携や陳情活動などを決定した。

　役員改選では、新会長に後志地区の古田氏を選出した。

　新役員はつぎのとおり（カッコ内は所属地区）。

＝敬称略＝

▽顧問＝梅木登喜雄（日高）、小幡一夫（石狩）、阿部政範（後志）、河田茂（後志）、柳原保（後志）―新

▽会長＝古田統（後志）―新

▽副会長＝穴田博樹（胆振）、柿崎秀顕（胆振）、温泉敏（上川）、小野田年克（十勝）―新

▽監査＝清水博（石狩）、田中和敏（上川）―新

▽事務局長＝横山守（胆振）

▽事務局次長＝高田宏昭（空知）

(関係団体 2024-05-17付)