札幌篠路西小 創立50周年式典 ふるさととなる学びや つぎの歴史へ新たな一歩(学校 2024-11-14付)
篠路西小開校50周年式典
札幌市立篠路西小学校(伊藤文雄校長)は10月31日、同校で創立50周年式典を開いた。全校児童と教職員、来賓を含め約700人が参加。児童一人ひとりの「ふるさと」となる学びやとして、つぎの50年へ歴史を刻む新たな一歩を踏み出した。
同校は昭和50年3月に開校。これまで7000人以上の卒業生を輩出し、一時は全校児童1400人を超える時期もあった。
本年度は学校経営方針「通うのが楽しい学校の創造」のもと「PLUSのまほう」を合言葉に、児童の笑顔であふれる学校づくりを推進している。
式辞に立った伊藤校長は「人は大人になるまでに解決しなければならないたくさんの課題に向き合う時が訪れる。苦しい状況に陥った時は、篠路西小の思い出を頭に浮かべると、大きな力を与えてくれるはず。教育活動や友人とのつながりが“ふるさと学校”のすてきな思い出となるよう、一日一日を大切に過ごしてほしい」と児童を激励。
地域やPTAに対しては「皆さんの力添えのもと、学校、家庭、地域と共に“通うのが楽しい学校”を創っていく」と誓った。
来賓祝辞では佐藤圭一学校教育部長が登壇。人気国民的アニメキャラクターが全国紙を通してコロナ禍に送ったメッセージを引用し「毎日の小さな努力の積み重ねが発展や成長につながる。学んだことを生かし、人に優しく、より良い未来を創りたいと思う気持ちが大切。これからも粘り強く頑張っていくことを心から応援している」とエールを送った。
式典後は50周年を祝う会を挙行。6年生が50年間の歴史や日々の学習の様子、旅行的行事を振り返るスライドを上映した。児童は「本校は優しい先生や友達がたくさんいる学校。これからも私たちと後輩たちが60年、70年と歴史を紡いでいきます」と力強く語った。
(学校 2024-11-14付)
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