札幌市山の手南小で科学実験ショーどうして音が出るの?身近なもので科学楽しむ(学校 2015-09-29付)
札幌市山の手南小が科学実験ショー
札幌市立山の手南小学校(東間義孝校長)で九月中旬、教育応援隊「月僧先生の科学実験ショー」が行われた=写真=。全校児童四百四十九人が参加。身近なものを使い、音の出る仕組みや伝わる仕組みを学ぶなど、科学を楽しんだ。
同校は、公益財団法人ベルマーク教育助成財団が実施するベルマーク運動の参加校として取組を進めている。同財団では、ベルマーク運動参加校を対象に講演や授業を行う教育応援隊を実施。科学実験ショーは本年度三回実施するもので、道内では唯一の開催となっている。
この日、福井県坂井市立三国中学校の月僧秀弥教諭が同校を訪問。「〝あれこれ音(おと)っと〟~音はなんで聞こえるのかな?」と題して授業を行った。
月僧教諭は、ストローを使いながら音がどう出るのかを説明。振動することで音が出ることから、子どもたちは喉に手を当てて振動しているかを確かめた。
また、「指紋のでこぼこでも音を出すことができる」と話し、アルミニウムの棒を擦って音を出したほか、「ストローを段階的に切りながら吹いたら音の高さはどうなるか?」などの実験を行った。
このあと、子どもたちは紙コップなどを使って実験装置を作成するなど音の出る仕組みや音の伝わる仕組みについて学び、科学を楽しんだ。
田村明人教頭は「滅多にない機会。子どもたちには科学の楽しさや面白さを感じてもらい、より興味をもってほしい」と話していた。
(学校 2015-09-29付)
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