後志教育局が道徳教育推進教師研開く　資質能力の向上目指して　講義・実践発表などで研鑚

（道・道教委 2015-10-15付）

１００人以上が参加した後志教育局道徳教育推進教師研修

　【倶知安発】後志教育局は七日、後志合同庁舎で本年度一回目の「後志管内道徳教育推進教師研修」を開催した＝写真＝。当日は、管内の小・中学校、特別支援学校から百四人が参加。道徳教育の充実等にかかわる説明・協議等を行い、教員としての資質能力の向上を図った。

　はじめに、木谷研介指導主事が「道徳教育の充実」と題して講義。道徳教育の現状と課題や学習指導要領の一部改正を踏まえた道徳教育の推進の在り方、シティズンシップ教育の充実、道徳教育推進教師の役割について説明した。

　続く、説明・実践発表「道徳教育の指導計画の工夫改善」では、学習指導要領の一部改正を踏まえた移行措置期間の取組に関する説明や『私たちの道徳』『おもてなしハンドブック』を活用した授業実践の発表を行った。

　午後からの「道徳の時間の指導方法の工夫改善」では、道徳の時間の授業づくりに関するポイント解説、『私たちの道徳』などを活用したグループ単位での指導案作成を実施した。

　最後に、「家庭、学校、地域社会が一体となった道徳教育の推進」と題し、『私たちの道徳』『おもてなしハンドブック』の家庭や地域社会における活用事例の説明、「家庭と地域社会が一体となった学校の取組」の企画立案について協議した。

(道・道教委 2015-10-15付)