【平成２８年を迎えて　教育研究団体に聞く】北海道高等学校文化連盟　田中禅会長

（関係団体 2016-01-07付）

　謹んで新年のお慶びを申し上げます。日ごろより本連盟の充実発展にご理解とご協力をいただき心より感謝申し上げます。

　本連盟は学校教育の本旨に則り、北海道内の高等学校における生徒の各種文化活動の健全なる発達を図ることを目的として、昭和三十一年に発足し、ことしで六十周年の節目を迎えます。その間、道内の高等学校における文化芸術活動の振興・普及のためにご尽力をいただいた多くの関係者の皆様に感謝申し上げます。

　さて、今年度の全国高等学校総文祭「二〇一五滋賀びわこ総文」は、十四の専門部、生徒五百八十一名が参加いたしました。その中、将棋部門で団体女子二年連続の準優勝となった函館中部。また、新聞部門、理科部門では最優秀賞と優秀賞、演劇部門では優秀賞、弁論部門で優良賞を受賞しました。とりわけ、札幌琴似工業定時制の演劇部は全国で四校のみに与えられる、国立劇場での発表の権利を得て、優秀校東京公演で、多くの観衆に感動を届ける演技を披露しました。

　先に述べましたように本年は、道高文連が設立し六十周年の節目の年でもあることから、記念公演や記念展示等、周年事業も計画しております。今後とも生徒たちが北海道の文化芸術活動発展の担い手となり、さらなる高みを目指して歩んで行けますよう、ご支援ご協力のほどよろしくお願い申し上げます。

▼新年度の事業計画

▽常務理事会、役員会＝４月　

▽総会＝５月

▽60周年記念公演＝12月

▽60周年記念展示＝１月

▼事務局＝札幌東陵高校（事務局長―坂本浩哉教頭）

(関係団体 2016-01-07付)