鹿追町２８年度予算案　タブレットＰＣを鹿追中に導入へ　教育費は７億円計上

（市町村 2016-03-03付）

　【帯広発】鹿追町は二月二十二日、二十八年度の予算案を発表した。一般会計は、前年度肉付補正後と比べて二二・一％増の七十九億三千九百万円を計上。うち、教育費は一三・七％増で七億一千七百七十四万円。構成比は九・〇％となっている。大幅な増額は、総合スポーツセンター耐震改修事業に二億四千九百三十四万円を充てたことが要因。

　主な事業では、ＩＣＴを活用した情報活用能力育成のため、鹿追中学校にタブレットパソコンを導入する。また、鹿追高校一年生全員の海外派遣事業を継続するとともに、鹿追小学校に町単独採用教諭を配置し、少人数学級指導を継続する。

　教育関連の主な事業はつぎのとおり（金額単位・万円）。

▼総務費

▽町内子ども地方路線バス利用助成＝一八

▽地域間交流＝三五六―地域間交流推進協議会補助金、子ども宿泊体験交流協議会補助金

▼教育費

▽小・中学校振興協議会補助＝六〇四

▽小中高一貫教育＝二二九

▽鹿追中ダブレットパソコン一式購入ほか（新規）＝三、七八三

▽鹿追高寄宿舎＝六七一

▽鹿追高海外派遣＝二、五三九

▽修学基金貸付＝二、七七二

▽自然体験留学＝一、四一七

▽町単独教諭採用（少人数学級）＝二七七

▽神田日勝記念美術館運営＝二、〇一一

▽青少年活動推進＝五〇四

▽総合スポーツセンター耐震改修（新規）＝二四、九三四

(市町村 2016-03-03付)