札幌市立幼小中管理職の人事異動　校長９４人、教頭１１１人　幼稚園長は１人―市教委発表

（市町村 2016-03-22付）

　札幌市教委は、四月一日付の市立幼稚園長、小・中学校長、教頭人事異動状況を発表した。小・中学校合わせた校長の異動総数は九十四人で、教頭は百十一人、幼稚園長は一人となっている。

　小・中学校長の異動は前年度より七人少ない九十四人で、異動率は三一・七％だった。

　異動の内訳は小学校長が十二人減の五十九人、中学校長が五人増三十五人。異動率は小学校が五・八ポイント減の二九・五％、中学校が五・二ポイント増の三六・一％となった。

　小学校長の退職は三十一人、中学校長は二十人となっている。教頭からの昇任は小学校で二十六人、中学校で十八人の計四十四人。行政等からは、中学校で一人だった。昇任者の年齢は五十一歳から五十八歳までで、平均は五四・七歳となった。

　教頭の異動総数は百十一人で前年度より二十五人の減。異動率は八・二ポイント減の三七％となった。

　内訳をみると、小学校は前年度より十四人少ない六十九人で、異動率は六・八ポイント減の三四・三％。中学校は十一人減の四十二人で、異動率は一一・一ポイント減の四二・四％だった。

　教頭昇任は小学校で三十四人、中学校で二十人の計五十四人。昇任者の年齢は四十六歳から五十五歳までで、平均は五〇・五歳となっている。

　幼稚園長の異動は前年度と同様の一人で、異動率は三〇％。

　なお、幼・小・中学校合わせた女性管理職は、校長四十三人、園長七人、教頭三十一人の計八十一人となり、前年度より六人減少した。

(市町村 2016-03-22付)