旭山動物園で親子ボランティア　ペンギンの散歩道つくろう　上川調査設計協会員ら１８０人参加

（関係団体 2016-04-06付）

会員企業の社員が家族連れで参加した

　【旭川発】ペンギンさんの散歩道をつくるぞ！―旭山動物園で三月二十六日、上川調査設計協会による冬の親子ボランティアが行われた＝写真＝。同協会に所属する会員企業の社員とその家族ら百八十人が参加。同園の目玉イベントとなっている「ペンギンの散歩」でペンギンが歩く道五百㍍を整備。スコップ等を用い、盛った雪をならすなど親子で協力しながら作業に汗を流していた。

　ボランティアは、同協会が毎年行っているもので、今回で十回目。子ども六十人、大人百二十人が参加した。

　この日、ペンギンの散歩コースとなっている道を修復しようと、スコップやスノーダンプを使って作業に当たった。参加していた子どもは、「ペンギンさんが歩く道をつくるんだ！」と意気込みながら、父親がソリで運んできた雪塊をスコップでつぶして、道をならしていた。

　同協会では、「散歩道を修復したことが子どもたちにとって良い思い出となるとともに、ボランティアを通して親子の絆が少しでも深まれば」と期待している。

　同園では、「毎年ボランティアで道の整備をしていただいて非常に助かる」と感謝。「子どもたちがせっかくつくってくれた道。冬季開園が終わる七日までペンギンの散歩を行うことにしている」と話していた。

(関係団体 2016-04-06付)