帯広建協が帯広市教委に　交通安全の意識高めて　クリアファイル１４００枚寄贈

（関係団体 2016-04-06付）

八鍬教育長はクリアファイルを受け取り感謝の言葉を述べた

　【帯広発】帯広市教委は三月三十日、一般社団法人帯広建設業協会（萩原一利会長）から市内新入学児童の交通安全意識啓発のため、連絡用クリアファイル約一千四百枚を受け取った＝写真＝。同協会の塚田潔専務理事と同協会交通安全委員会の村上誠委員長が市教委を訪問し、八鍬祐子教育長に手渡した。八鍬教育長は「長年にわたって寄贈してもらい、大変ありがたい」と感謝していた。

　同協会は、昭和五十九年度から市教委へ交通安全用品の寄贈を毎年続けている。平成十四年度までは給食袋を寄贈していたが、「より活用しやすいものを」と考え、毎日、子どもたちが使用する連絡用クリアファイルを寄贈するようになった。

　クリアファイルは、ランドセルに納まる大きさで、「れんらくようファイル　こうつうあんぜん」という言葉が明記されている。学校からの配布物を入れるのに最適で、保護者や学校関係者からも大変喜ばれている。

　この日、塚田専務理事と村上委員長が市教委を訪れ、八鍬教育長にクリアファイル約一千四百枚を寄贈した。

　村上委員長は「交通安全の啓発につなげてほしい」と述べ、塚田専務理事は「建設業協会は地域とともに歩んでおり、地域ぐるみで子どもたちの安全を守ることにつながれば」と話していた。

　八鍬教育長は「毎年、皆さんに協力してもらい感謝している。ファイルは丈夫なので、多くの子どもたちは卒業するまで利用している」などと報告していた。

なお、同協会では、十勝管内の新入学児童にも配布する予定で、今後、一千六百枚を各町村教委に寄贈する。

(関係団体 2016-04-06付)