札幌市中学校長会が４月例会・研修会　新会長に大塚氏選任　本年度の活動方針等確認

（関係団体 2016-04-14付）

２８年度活動方針などを決めた

　札幌市中学校長会は十一日、ホテルライフォート札幌で二十八年度四月例会・研修会を開催した＝写真＝。三ヵ年計画の一年目となる共同研究基本主題「未来を築き、ともに社会を創る力を育む札幌市中学校教育」のもと、校長としての研鑚と職能の向上を目指していくことを確認。役員改選では、新会長に美香保中学校の大塚伸一校長を選任した。

　冒頭、大塚会長があいさつしたほか、役員や監査委員、新入会員が自己紹介した。

　議事では、二十七年度の決算・監査報告を行ったほか、二十八年度の活動方針や活動の重点、予算などを決めた。

　活動方針では、三ヵ年計画の一年目となる共同研究基本主題「未来を築き、ともに社会を創る力を育む札幌市中学校教育」のもと、会の組織と機能を一層充実させながら校長としての研鑚と職能の向上を目指していくこととした。

　二十九年度は、北海道から札幌市への教職員給与負担等の移譲が行われることから、それに伴う諸課題への対応方法などを確認。また、札幌市の中学校教育が発足し、七十年目に当たることから、『札幌市中学校教育七十年』の発行に向けて準備を進めていくことを決定した。

　活動の重点では、「校長会の組織・運営の強化と研修の充実」「学校経営の改善と充実」「学校経営の条件整備と教職員の待遇改善」「教育関係機関や諸団体との連携強化」の四つを柱に掲げ、学習指導要領および札幌市学校教育の重点を踏まえた教育課程編成・実施上の諸問題の解決、特別支援教育に関する諸課題の改善・充実などに取り組んでいくこととした。

　本年度の役員・監査委員はつぎのとおり。＝敬称略＝

▽会長＝大塚伸一（美香保中・新）

▽副会長＝三國德治（幌東中）、本間玲（山鼻中）、松橋淳（向陵中）、小原善孝（あいの里東中・新）、宮森正志（上野幌中・新）

▽会計＝小路徹（中島中・新）

▽監査委員＝南博（月寒中・新）、齋藤歓子（北野中・新）

▽事務局長＝土佐林仁（伏見中・新）

(関係団体 2016-04-14付)