石教研が役員研修会・定期総会開く　甲斐氏（対雁小校長）が新会長に

（関係団体 2016-04-21付）

基本計画、活動日程など決定

　石狩管内教育研究会（＝石教研）は七日、北広島市内の石狩教育研修センターで、二十八年度役員研修会および定期総会を開催した＝写真＝。各部会の役員など約六十人が出席し、運営に関する基本計画、活動日程などを協議。役員改選では、新会長に江別市立対雁小学校の甲斐丈治校長を選出した。

　役員研修会では、甲斐副会長があいさつに立ち、昭和四十一年から続く石教研の歴史にふれながら、「現場実践」と「協働研究」を軸とした本年度の基本姿勢を示し、さらなる研究の深化に期待を寄せた。

　また、来賓あいさつとして石狩管内教育委員会協議会教育長部会の月田健二幹事長、石狩教育研修センターの柴口史子所長が登壇した。

　月田幹事長は「これからも子どもたちの学力向上のために、研究してほしい」と呼びかけた。柴口所長は、各部会の取組にふれ、「管内教育の充実に向け、研修を発展させていきたい」と述べた。

　続いて、石狩教育研修センターの杉原大樹指導員が昨年度の石教研運営を総括。「専門部会研究」「課題部会研究」「学校課題研究」の活動について説明した。また、各市町村の研究団体からの参加者がた研究内容や取組などを報告した。

　定期総会では、前年度の一般業務経過、石教研運営の総括や、会計決算報告、監査報告などの経過報告に続いて、本年度の基本計画、活動日程、会計予算案などを審議した。

　また、役員改選を行い、新会長に江別市立対雁小の甲斐校長を選出。甲斐新会長は「石教研設立の意味を考えながら、“現場実践”“協働”などの四点を大切に役員十一人、努力していきたい」と意気込みを示した。

　本年度の役員体制はつぎのとおり。＝敬称略＝

▽会長＝甲斐丈治（江別市立対雁小校長・新）

▽副会長＝駒場義剛（北広島市立西の里小校長・新）、山田聡（恵庭市立恵庭小教頭・新）、大野泰生（恵庭市立恵み野中教諭・新）

▽監査委員＝水野厚（石狩市立樽川中校長・新）、丸山真嗣典（北広島市立西部中教頭・新）、東陽三（恵庭市立若草小教諭・新）

(関係団体 2016-04-21付)