札幌市特別活動研究会が総会　新会長に西野小・宮原校長　授業実践等で研究積み上げ

（関係団体 2016-04-21付）

２８年度事業計画を確認

　札幌市特別活動研究会は九日、ホテルサンプラザ札幌で二十八年度総会を開催した＝写真＝。研究主題「よりよい自己や集団活動を目指して、共に知恵を出し合いながら主体的に取り組む特別活動」のもと、授業実践を重ねるなどの二十八年度事業計画を確認。役員改選では、新会長に西野小学校の宮原伸子校長が就任した。

　議事では、二十七年度事業、会計決算および監査報告を承認。二十八年度事業計画では、第十五次研究の一年目となることから新たな研究の方向性を共有化し、研究主題および児童像・生徒像の解明を進めていくこととした。

　事業計画では、全三回の合同月例研究会のほか、十二月上旬に全市研究大会を計画。十一月十八日の第四十四回北海道特別活動研究会後志・ニセコ大会の開催についても確認した。

　また、研究部では十五年次研究の一年目として、研究主題「よりよい自己や集団活動を目指して、共に知恵を出し合いながら主体的に取り組む特別活動」のもと、小・中学校両方で授業実践を重ねるなど、研究の積み上げを図っていくこととした。

　役員改選も実施し、新会長に西野小の宮原校長が就任した。新役員あいさつで宮原会長は、学習指導要領改訂の視点における育成すべき資質・能力について、特別活動が果たす役割が大きいことにふれ、「特別活動の充実に向け、本年も真摯に研究を深めていこう」と話した。

　本年度の役員はつぎのとおり。＝敬称略＝

▽会長＝宮原伸子（西野小校長・新）

▽副会長＝高橋正行（平岡公園小校長・新）

▽監査＝加藤佳栄（稲穂中校長・新）、佐藤正治（東川下小教頭）

▽事務局長＝小村淳（澄川中校長）

(関係団体 2016-04-21付)