十勝管内小中教頭会が総会開く　新会長に森氏（幕別小）選出　職務遂行へ〝連携〟キーワード

（関係団体 2016-04-27付）

あいさつする新会長の森氏

　【帯広発】十勝管内小中学校教頭会は十五日、十勝教育研修センターで、第五十三回総会を開催した。新年度の活動方針や事業計画などについて審議。役員改選では、新会長に幕別町立幕別小学校の森浩嘉教頭＝写真＝を選出。森新会長は「新年度は〝連携〟をキーワードに業務の遂行に努めたい」と抱負を述べた。

　はじめに、猪股宏亮会長があいさつ。前年度の活動を振り返った上で、「学校現場をリードしていく教頭の責務は重要」と強調。「原点に立ち戻り、常に自己研鑚を積む中で、適切な職務を遂行してほしい」と呼びかけた。

　続いて、十勝教育局の加藤ひとみ次長が来賓あいさつ。「これまで、学校運営にかかわる今日的課題について組織的・継続的に研究活動進め、会員相互の職の向上はもとより、管内教育の充実・発展に日ごろから尽力していただいている」と同会の取組に対し謝辞を述べた。その上で、各学校の経営方針のもと、チームとしての学校を実現するため、「チーム体制の構築や学校のマネジメント機能の強化、教員一人ひとりが力を発揮できる環境の整備などに努めていただきたい」と求めた。

　議事に移り、二十七年度の事業報告や各部会の会務報告に続いて、本年度の活動方針や事業計画などを審議。本年度の活動方針に、①児童生徒の生きる力を育成するため、服務規律を保持し、創意に満ちた学校を運営する教頭としての資質能力の向上を図る②教頭会の組織強化を図り、教育条件の整備、待遇改善および福利厚生活動等の充実を図る③十勝教育局、管内教委連、十勝小・中校長会等関係機関・団体との密接な連携を図る―の三点を設定した。

　事業計画では、九月十六日に開催する第五十回道公立学校教頭会研究大会函館大会に参加することや、十一月二十五日に管内研究大会を開催することなどを確認した。

　役員改選では、新会長に幕別小の森教頭を選出。森新会長は「新年度は〝連携〟をキーワードに業務の遂行に努めたい」と抱負を述べ、会員に支援・協力を求めた。

　本年度の役員体制はつぎのとおり。＝敬称略＝

▽会長＝森浩嘉（幕別町立幕別小・新）

▽副会長＝稲葉珠樹（池田町立池田小・新）、森下寛（新得町立屈足南小）、佐藤正由（足寄町立足寄小・新）

▽事務局長＝野村勉（音更町立緑南中・新）

▽監査＝和田尚史（清水町立清水小・新）、山上文博（本別町立本別中央小・新）、横山一仁（大樹町立大樹中・新）

(関係団体 2016-04-27付)