札幌市社会科教育連盟が総会　１０月に地区研究大会　役員改選―山岸委員長を再任

（関係団体 2016-04-27付）

事業計画などを決めた総会

　札幌市社会科教育連盟は十六日、ホテルライフォート札幌で二十八年度総会を開催した＝写真＝。十月上旬開催予定の第四十四回札幌地区社会科教育研究大会の確認など事業計画を決定。役員改選では山岸徹委員長を再任した。

　議事では二十七年度事業・決算報告に続き、二十八年度の事業計画についても審議した。新三ヵ年研究の一年目として、研究主題を「未来を切り拓く資質・能力を育む社会科の授業」と設定。研究の視点を「地域に誇りをもつ教材化」「社会的事象の意味を明らかにする問題解決の学習展開」「知識・技能を定着させる教師のかかわり」の三点に置いて取り組んでいくことを決定した。

　小学校と中学校の研究部では、新三ヵ年研究の方向性について道社会科教育連盟研究部からの情報を適切に具現化し、研究理論を具体的に洗練させるほか、研究成果を会員外にも広げていくための効果的な方法を考え、実践していくこととした。

　また、十月上旬に開催予定の第四十四回札幌地区社会科教育研究大会に向け、活動内容についても確認した。

　本年度の役員はつぎのとおり。＝敬称略＝

▽委員長＝山岸徹（厚別中校長）

▽副委員長＝中谷広一（西野第二小校長）、新保元康（発寒西小校長）、橋本敏昭（東月寒中校長）、岩田敦（北野小教頭）

▽監査＝小松晋也（手稲宮丘小校長）、渡邉愼司（前田中央小校長）

▽事務局長＝附田裕哉（石山南小校長・新）

(関係団体 2016-04-27付)