オホーツク管内小中教頭会が総会　新会長に齊藤氏（北見東陵中）選出　８月に北見で研究大会開催

（関係団体 2016-05-02付）

齊藤修新会長

　【網走発】オホーツク管内小中学校教頭会は四月中旬、網走セントラルホテルで二十八年度総会を開催した。本年度の活動方針や各部事業計画を決定。役員改選では、新会長に北見市立東陵中学校の齊藤修教頭を選出した。

　冒頭、四月十四日に九州地方で発生した地震で亡くなった方々への黙とう、国歌斉唱に続いて、齊藤修会長代行があいさつ。新しい時代に求められる資質・能力を見据えた学習指導要領改訂などにふれ、「急激に進む教育改革への対応や教職員の不祥事の根絶など、解決しなければならない課題は山積み」と強調。教職員の意識改革や、地域・家庭との連携構築の重要性を指摘し、「校長と一枚岩となった学校運営に尽力してほしい」と要請した。

　来賓として出席した、オホーツク管内小中学校校長会の硯将隆会長があいさつ。「学校経営を進める上で、方針を具体化し教諭に伝える大きな役割を担う教頭の力が非常に重要。校長会と教頭会の連携を一層深め、より良い学校運営を図りたい」と期待した。

　議事に入り、二十七年度の事業報告、会計監査報告に続き、本年度の活動の重点、事業計画を審議した。

　活動の重点を、「心豊かでたくましく生きる児童生徒の育成を目指す学校教育」の推進などと設定。事業計画では、八月五日に北見市内で第四十四回研究大会を開催することなどを盛り込んだ。

　役員改選では、新会長に北見市立東陵中の齊藤教頭を選任した。

　総会宣言では、「管内教育の発展を目指し、会員の自覚と連携を一層深め、英知と情熱を傾けて、教育の現場に信頼と秩序を確立し、活力ある学校経営のさらなる充実に努める」ことなどを確認した。

　本年度の役員体制はつぎのとおり。＝敬称略＝

▽会長＝齊藤修（北見市立東陵中・新）

▽副会長＝佐藤文昭（網走市立中央小・新）、清水洋人（遠軽町立丸瀬布小・新）、保科浩則（紋別市立紋別小・新）

▽事務局長＝二神孝久（北見市立端野小・新）

▽事務局次長＝小野寺哲浩（北見市立南中）、尾島康人（北見市立高栄中・新）、水野利幸（北見市立南小・新）

▽会計＝綾部雅一（北見市立温根湯小・新）

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本年度活動方針や各部事業計画を決定

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