上幼研が２８年度総会を開催　心豊かな子どもを育んで　伊藤会長（東川町幼セン園長）を再任

（関係団体 2016-05-06付）

本年度事業計画を決めた

　【旭川発】上川管内国公立幼稚園教育研究会は四月二十二日、上川教育研修センターで二十八年度総会を開催した＝写真＝。会員約三十人が参加し、前年度の活動報告や本年度の事業計画等について協議。三十年度開催の全道大会上川大会に向け、研究主題に「未来を拓き、心豊かに生きる子どもの育成」を掲げた。また、九月十六日に東川町幼児センターで本年度の管内大会を開催することを確認。役員の選出については、東川町幼児センター園長の伊藤和代会長を再任した。

　開会あいさつに立った伊藤会長は「幼児教育では、日々の積み重ねが子どもたちの成長につながっていく。彼らの夢への土台を築くため、保護者や会員同士の連携を深め、我々も成長していきたい」と述べた。

　続いて、上川教育局の小野寺一郎局長と上川管内教育委員会連合会教育長部会の林万里副部会長（東川町教委教育長）が来賓あいさつ。

　小野寺局長は幼児教育において、小学校への学びの基盤整備に向け、子どもたちの主体的な活動を促す環境整備の重要性を指摘。「子どもたちの健やかな生活のため、今後も力を尽くしてほしい」と求めた。林副部会長は子どもの立場に立った幼児教育の必要性を説き、「教育長部会としても、各園の活動を全力で支援していきたい」と話した。

　総会に移り、事務局が前年度の会務や会計決算、幼児教育視察研修について報告した。このほか、本年度の事業計画や会計予算について協議した。

　事業計画について、三十年度に全道大会上川大会を東神楽町で開催するため、本年度から三ヵ年研究で、「未来を拓き、心豊かに生きる子どもの育成」を研究主題に掲げることとした。

　また、本年度の管内大会については九月十六日に東川町幼児センターで開催する。

　役員改選について、監査を除き、伊藤会長などの留任を決定した。

　本年度の役員はつぎのとおり。＝敬称略＝

▽会長＝伊藤和代（東川町幼セン園長）

▽副会長＝朝倉信（愛別町幼セン園長）

▽監査＝北山雅章（道教育大附属旭川幼副園長・新）

▽事務局長＝村田俊昭（東神楽町立幼園長）

(関係団体 2016-05-06付)