１０月に鹿部町で大会開催　道公民館協会が本年度総会

（関係団体 2016-05-02付）

事業計画などを決めた総会

　道公民館協会（川上満会長）は四月二十二日、札幌市内のかでる２・７で二十八年度総会を開いた＝写真＝。全国公民館研究集会が本年度から全国七ブロックごとの開催となったことに伴い、従来の北海道公民館大会を全国公民館研究集会・北海道公民館大会に名称変更。本年度集会・大会を十月に鹿部町で開くことを決めた。

　総会では、川上会長が開会あいさつ。「公民館には、人と地域をつなぎ結ぶ力がある。地域としっかりとつながっていく公民館が元気であれば、その地域も元気になる。今こそ、公民館の存在感を高めることが大変重要」と指摘した。また、「地域社会に暮らす皆さんがお互いの笑顔に囲まれて、あすへの希望を抱けるような環境を築きながら、北海道全体が公民館活動を通じて活気に満ちあふれるような活動を推進したい」と述べた。

　道教委の松浦英則生涯学習推進局長が祝辞に立ち、「道民が生涯を通じて学び続け、その成果を生かすことができる環境づくりや、公民館等を中心とした社会教育の資源を十分に生かした地域の活性化を担う人材の育成などにしっかりと取り組んでいく」と述べ、理解と協力を求めた。

　議事に入り、会則を一部改正。全国公民館研究集会が本年度から全国七ブロックごとの開催となったことを受け、従来の北海道公民館大会を全国公民館研究集会・北海道公民館大会に名称変更した。役員構成では、学識経験者を外部役員（理事）に迎えることにした。また、協会に首長部会を新設することを決めた。

　本年度事業計画では、十月六・七日に鹿部町で「第三十八回全国公民館研究集会道大会・第六十回道公民館大会ｉｎしかべ」、七月七日に札幌市で全道公民館職員研修会を開くことなどを盛り込んだ。

　また、役員の一部を補充したほか、外部役員（理事）に三人の学識経験者を選出した。

(関係団体 2016-05-02付)