道生活科・総合的な学習教育連盟　１０月に函館で全道大会　総会開き事業計画など決定

（関係団体 2016-05-09付）

役員改選では大室委員長を再任した

　道生活科・総合的な学習教育連盟は四月二十三日、札幌市立北九条小学校で二十八年度全道総会を開催した。十月二十一日に函館市立北昭和小学校で全道研究大会を開催するほか、七月三十日から二日間、羽幌町において全道宿泊研修会を実施することなどを盛り込んだ事業計画を決定。また、役員改選を行い大室道夫委員長を再任した。

　冒頭、大室委員長があいさつ。三十年六月に開催される全国大会にふれ、主管する札幌地区で開催準備に入ることを報告。「札幌地区だけでは手が足りないことも予想される。足を運び、研修を深めるとともに、手伝いをお願いしたい」と、全道一丸となって取り組む姿勢を示した。

　また、学習指導要領の改訂にふれ、「これまでの生活科や総合的な学習の時間で実践してきたことの成果と課題を明確にし、新たな方向性を示そうとしている」と説明。「私たちがこれまで取り組んできたことは、これからの教育を先導するものとして重要な位置を占めており、もっと自信をもつべき」「実践の成果を全道、全国に発信していくことが本会の役割」と強調した。

　続いて審議に移り、二十八年度活動計画として、第二十六回全道大会（函館大会）を十月二十一日、函館市立北昭和小で行うこと、七月三十日から二日間、羽幌町のはぼろ温泉サンセットプラザで宿泊研修会を行うことなどを盛り込んだ活動計画を決定した。

　役員改選では大室委員長をはじめ、全役員の留任を決めた。

　役員はつぎのとおり。＝敬称略＝

▽委員長＝大室道夫（札幌市立幌西小校長）

▽副委員長＝新井弘通（札幌市立元町北小校長）、各地区会長・委員長

▽監査＝吉田信興（札幌市立札苗緑小教頭）

▽事務局長＝加藤秀樹（札幌市立旭小教頭）

(関係団体 2016-05-09付)