道相研が２８年度総会開く　新３ヵ年研究スタート　新会長に南氏（札幌月寒中校長）選出

（関係団体 2016-05-06付）

新会長に選出された南氏

　道学校教育相談研究会（＝道相研）は四月二十三日、札幌市生涯学習総合センターちえりあで二十八年度総会を開いた。研究主題「自己をみつめ、〝違い〟を認めて、共に生きる子を育てる学校教育相談～しなやかに生きる人間関係の醸成・コミュニケーション能力の育成」のもと、本年度から新しい三ヵ年継続研究をスタートすることを決めた。本年度研究大会は八月に札幌市内で開く。役員改選も行い、新会長に札幌市立月寒中学校の南博校長＝写真＝を選出した。

　総会では、西田隆雄会長が開会あいさつ。「本研究会は、本年度、設立四十五年目を迎えた。この間、先輩諸氏のたゆまぬ努力と研修の積み上げのもと、本道の学校教育相談をけん引してきた」と振り返り、「本年度も、子どもたちの生き方に対して、多くかかわりをもちながら活動を進めていきたい」と述べた。

　議事に入り、二十八年度事業計画を決定した。

　本年度から、新しい三ヵ年継続研究をスタートすることとし、研究主題を「自己をみつめ、〝違い〟を認めて、共に生きる子を育てる学校教育相談～しなやかに生きる人間関係の醸成・コミュニケーション能力の育成」と設定した。

　八月八・九日にホテル札幌サンプラザで第四十五回研究大会札幌大会を開くことを決定。研究大会では、講演と研修講座を行う。

　また、年間三回の研修会を開くことも決めた。

　役員改選も行い、南新会長をはじめとする本年度役員を選出した。

　就任あいさつに立った南新会長は「本研究会は、校種・職種を超えて、目の前にいる子どもにどう相対していくのかを基軸にし、実践をメインに研究を進めている。そんな研究活動に少しでも役立つことができればと思っている」と述べた。

　二十八年度の役員体制はつぎのとおり。＝敬称略＝

▽会長＝南博（札幌市月寒中校長・新）

▽副会長＝柳澤伸寿（札幌市発寒中校長）、岡田知之（札幌市南月寒小校長・新）、菊池浩徳（大空町女満別中校長・新）、小路修司（千歳北陽高校長・新）

▽副会長（各ブロック）＝森将人（上富良野町上富良野小校長・新）、片桐由博（函館市鍛神小校長）、山田洋（音更町木野東小校長・新）

▽事務局長＝中島秀文（札幌市共栄小教頭）

(関係団体 2016-05-06付)