桧山校長会が総会研修会開く　１０月に教育研究大会　会として職能向上を―岡村新会長

（関係団体 2016-05-10付）

岡村宏安新会長

　【江差発】桧山校長会は四月中旬、ホテルニューえさしで二十八年度総会研修会を開催した＝写真＝。新役員を承認するとともに、十月に教育研究乙部大会を開催することを盛り込んだ二十八年度活動計画を承認。岡村宏安新会長は「桧山校長会の企画・運営・組織力をもって校長会としての職能向上を図り、諸活動の充実に努めていきたい」との考えを示した。

　会員三十五人が参加。はじめに、三月の理事研修会における役員選考によって新たに選出された岡村新会長をはじめとする本年度役員を承認した。

　国歌斉唱に続き、岡村新会長があいさつ。本年度の活動を推進するに当たって、「信頼される学校づくり」と「ミドルリーダー・管理職候補者の育成」の重要性を説いた。

　「信頼される学校づくり」では、次期学習指導要領の内容に言及し、「知識の質や量の改善に加え、学びの質やその深まりが重視され、学びの成果が問われる」と指摘した。その上で、「教職員への周知や資質能力の育成等のソフト面の取組、カリキュラム編成や体制づくりなど、ハード面の取組を進めなければならない」と呼びかけた。

　「ミドルリーダー・管理職候補者の育成」では、「力のあるミドルリーダーは学校を大きく変える」と強調。「学校改革を進めるミドルリーダーを育成すること、管理職候補者として育成していくことは重要」との考えを示した。

　結びに、「教育に対する期待に応え、課題解決を図るために、桧山校長会の企画・運営・組織力をもって校長会としての職能向上を図り、諸活動の充実に努めていきたい」と呼びかけた。

　議事では、二十七年度専門部・事務局報告を承認したあと、「“自己実現にむけて夢に挑戦し、未来を切り拓くたくましい児童生徒”を育む学校経営の在り方を究明する」などとした二十八年度運営方針を承認。十月上旬の二日間にわたって教育研究乙部大会を開催することなどを盛り込んだ二十八年度活動計画案を決定した。

　新役員体制はつぎのとおり。＝敬称略＝

▽会長＝岡村宏安（厚沢部町立厚沢部小・新）

▽副会長＝塩＝弘明（乙部町立乙部中・新）

▽事務局長＝小助川浩（乙部町立栄浜小・新）

▽事務局次長＝永倉裕範（上ノ国町立上ノ国小・新）、角田昌宏（江差町立江差北中・新）

▽会計＝大島藤和（江差町立江差小）

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(関係団体 2016-05-10付)