道社連が２８年度総会開く　新３ヵ年研究スタート　１０月に旭川市で研究大会

（関係団体 2016-05-23付）

本年度の事業計画、役員を決定

　道社会科教育連盟（＝道社連、山岸徹委員長）は十四日、札幌市立厚別中学校で二十八年度総会を開いた＝写真＝。研究主題「自ら参画し、たくましく生き抜く北国の子の育成」、研究副主題「未来を切り拓く資質・能力を育む社会科学習」のもと、本年度から新たな三ヵ年継続研究に取り組むことを決定。事業計画には、十月に旭川市で第七十一回研究大会を開くことを盛り込んだ。役員改選も行い、山岸委員長を再任した。

　総会では、山岸委員長があいさつ。「社会的事象に関心が集まっており、社会科教員の果たす役割は大きくなっている」と述べるとともに、「地域の強みを生かした取組を進めてほしい」と呼びかけた。

　議事に入り、本年度から新たな三ヵ年継続研究に取り組むことを決定。研究主題に「自ら参画し、たくましく生き抜く北国の子の育成」、研究副主題には「未来を切り拓く資質・能力を育む社会科学習」を掲げた。また、研究の柱として、「地域に誇りをもつ教材開発」「社会的事象の意味を明らかにする問題解決」「学びを支える知識・技能の定着」の三点を設定した。

　事業計画には、十月二十八日に旭川市立神楽岡小学校で第七十一回道社会科教育研究大会旭川大会を開くことを盛り込んだ。

　役員改選を行い、山岸委員長を再任したのをはじめ、二十八年度役員をつぎのとおり選出した。＝敬称略＝

▽委員長＝山岸徹（札幌市厚別中校長）

▽副委員長＝佐藤智昭（旭川市緑が丘小校長）、斉藤忍（釧路市共栄中校長）、沢田慶一（函館市弥生小校長）、山﨑貴志（蘭越町蘭越小校長）、中谷広一（札幌市西野第二小校長）、新保元康（札幌市発寒西小校長）、橋本敏昭（札幌市東月寒中校長）、岩田敦（札幌市北野小教頭）

▽監査＝中村勝治（当麻町当麻中校長）、高谷典義（増毛町増毛小校長）

▽事務局長＝千葉一博（道教育大附属札幌小副校長・新）

(関係団体 2016-05-23付)