２定道議会予算特別委（２８年７月５日）　３年間見通した指導計画作成を　高校生の主権者教育で教育長答弁

（道議会 2016-07-07付）

　二定道議会予算特別委員会第二分科会（五日）では、高校生の主権者教育について、質疑が行われた。

　柴田達夫教育長は「高校生に、自分が社会の一員であり、主権者であるという自覚をもたせることは重要であることから、これまで以上に学校と選挙管理委員会、地域とが連携し、参加体験型の学習を充実させる必要がある」「こうした学習を行うのに当たっては、卒業までの三年間を見通した計画的、継続的な指導計画を作成することが重要」との認識を示した。

　その上で、「指導計画が各学校で作成されるよう、道教委が作成した指導資料を活用して、指導主事の学校訪問や各種研修会において指導するとともに、効果的な取組事例を収集し各学校に提供するなどして、政治的教養を育むための取組の一層の充実を図っていきたい」と答弁した。

　吉川隆雅委員（自民党・道民会議）の質問に答えた。

(道議会 2016-07-07付)