岩見沢農業高が道庁で展示会　学習成果を広く紹介　手塩に掛けた園芸植物並ぶ

（学校 2016-12-22付）

会場には高橋知事が訪れ、生徒を激励した

　岩見沢農業高校（西田丈夫校長）は八～九日の二日間、道庁本庁舎一階道政広報コーナーで園芸植物展示会を開催した。生徒が育てたシクラメンとポインセチアを販売。会場には、多くの人が訪れ、花を買い求めていた。

　同展示会は、生徒が栽培・管理してきた花を展示し、日ごろの学習活動とその成果を広く道民に紹介することが目的。ことしで十五回目の開催となる。

　これまで授業の一環として育てたシクラメン一千鉢、ポインセチア三百鉢を用意。生活科学科の生徒が接客とレジを担当し、来場者に積極的に声をかけながら販売した。

　初日、代表の生徒五人が道教委を訪問し、柴田達夫教育長にシクラメンとポインセチアを一鉢ずつ贈呈。生徒たちは、柴田教育長に「シクラメンでは、葉組みという作業が大変だった」「ポインセチアは乾燥に弱いので、暖房が直接当たらないように気を付けた」などと栽培した感想を述べた。

　また、午後には高橋はるみ知事が来場し、生徒から花の種類や特徴などについて説明を受けながら会場を視察。高橋知事は、生徒が育てた花の出来栄えに感心しながら鑑賞していた。このあと、生徒から記念に花を贈られ、感謝の言葉を述べるとともに、「このあとも、寒さに気を付けて花を売ってほしい」と激励した。

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柴田教育長（右）にシクラメンの鉢を手渡す生徒

(学校 2016-12-22付)