滝川市２９年度予算案　教育費は４割減１０．７億円　外国語教育の充実事業盛る

（市町村 2017-02-15付）

　【岩見沢発】滝川市は十三日、二十九年度予算案を発表した。一般会計予算は前年度当初比四・八％減の十九億八千八百万円を計上。うち教育費は三九・四％減の十億七千六百円で、構成比は五・四％となっている。スポーツセンター第一体育館の耐震改修が完了したことが減額の要因。「外国語教育の充実事業」に二十二万円を計上しており、様々なアクティビティを通して英語のコミュニケーション能力向上を図るイングリッシュ・デイキャンプの開催、二十八年度までに市内中学校で整備を終えた「英語ルーム」活用の教材費に充てる。

　主な教育関連事業はつぎのとおり（金額単位・万円）

▽小学校改修＝六九三―滝川第一小特別支援教室対応工事等、小学校教室環境改善

▽中学校改修＝九七六―江陵中●●二線校舎屋根改修、江部乙中武道場屋根改修、明苑中火災報知受信機取替等、中学校教室環境改善

▽外国語教育の充実＝二二

▽國學院大學道短大連携＝八九〇―國學院大學道短大連携補助一五〇、國學院大學道短大就学奨励金七四七

▽市営球場改修（新規）＝五、〇〇〇―暗渠排水改修、芝張替

▽東京オリンピック・パラリンピック合宿誘致＝七五

▽美術自然史館企画展＝二一七

(市町村 2017-02-15付)