1定道議会一般質問(29年3月9日) 学習機会を提供、地域全体で支援 家庭教育の充実で知事・教育長答弁(道議会 2017-03-13付)
一定道議会一般質問(九日)では、家庭の教育力について、質疑が行われた。
高橋はるみ知事は「子どもが健やかに成長するためには、幼児期から家庭において、自主性や社会性を育むとともに、互いを思いやり、支え合う優しい心をもつ人を育てることが大切」との認識を示した。
その上で、「これから親となり、子育てするであろう高校生や大学生などが自らのライフプランを考える機会を提供するために出前講座を開催するとともに、子育て世代包括支援センターの設置を促進し、妊産婦や子育て中の親が孤立することがないよう環境整備を進めることや、道教委との連携のもと、地域住民等に家庭教育について学ぶ機会を提供するなどして、家庭の教育力の向上に取り組んでいく」と答弁した。
柴田達夫教育長は「家庭は、子どもに基本的な生活習慣などを身に付けさせ、自立心を育むなど、心身の調和のとれた発達を促すために必要な役割を担っており、保護者が家庭の役割を認識し、乳幼児期からの発達段階に応じた子どもとのかかわり方を学び、理解し、責任をもって実践していくことが重要」と述べた。
今後については、「保護者が乳幼児期からの家庭教育の重要性について理解を深めるとともに、子どもたちの成長に応じた家庭教育の実践力を高めていただくことができるよう、市町村教委や関係機関と一層の連携を図りながら、地域全体で家庭教育の支援に努めていく」と答弁した。
中司哲雄議員(自民党・道民会議)の質問に答えた。
(道議会 2017-03-13付)
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