留萌局 28年度文科大臣優秀教職員表彰 留萌高・祐川教諭に栄誉 井之口局長が表彰状伝達 (道・道教委 2017-03-27付)
表彰状を手にする祐川教諭(中央)、岡田校長(左)、井之口局長(右)
【留萌発】留萌高校(岡田聡校長)の祐川亮教諭が二十八年度文部科学大臣優秀教職員表彰を受賞し、二十一日に同校で表彰状伝達式が執り行われた。管内における本年度ただ一人の受賞者で、同校では祐川教諭が初めて。留萌教育局の井之口淳治局長が同校を訪れ、表彰状を伝達した。
同表彰は、学校教育における教育実践等に顕著な成果を上げた教職員・教職員組織の功績を広く周知し、教職員の意欲や資質・能力の向上を図ることを目的としている。留萌管内では本年度、祐川教諭が受賞。同校では初の受賞者となる。
祐川教諭は、保健体育教諭として、基礎基本の確実な定着を図るため、ICT機器等を積極的に活用。また、生徒の関心意欲を高めるため、生徒が主体となるグループワークを活用し、協働的に学ぶ授業づくりを推進している。
また、豊富な担任・学年主任経験を生かし、生徒の自己指導能力向上、社会性の育成に取り組んだほか、昨年までの三年間では、総務部長として校務運営の中核を担い、業務の改善に貢献。学校評価システムを新たに構築するなど、職員の学校運営参画意識向上に寄与している。
さらに、スキー部顧問としても優れた指導力を発揮し、全道大会や全国大会等の各種大会の優勝・入賞者を多数輩出。北海道高体連スキー専門部では委員長を務めており、管内をはじめ、本道のスポーツ振興に大きく貢献していることなどが評価された。
岡田校長は「実践経験が豊富で、雰囲気づくりも巧み。学校職員はもちろん、地域からの信頼も厚い」と評価。祐川教諭は「自分の役割や任されたことを、できる範囲で忠実に取り組んできたことを評価していただけた」と話していた。
(道・道教委 2017-03-27付)
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