桧山管内教育実践表彰の受賞者 江差町南が丘小に栄誉 今金高等養護・金子教諭も(道・道教委 2017-03-28付)
江差町立南が丘小
【江差発】桧山教育局は、二十八年度管内教育実践表彰の受賞者を公表した。学校教育部門で一団体・一個人、社会教育部門で一個人を選出したほか、特別賞として二個人を選出している。
受賞者・団体の功績はつぎのとおり。=敬称略=
◆生徒2人に特別賞
【学校教育】
▼江差町立南が丘小学校(木村英明校長、児童数八三人)
二十五年度より「学校力向上に関する総合実践事業」実践指定校として、包括的な学校改善を推進してきた。「教えて考えさせる授業」を柱とした日常の授業や指導方法の改善について、年複数回の公開研究会や講演会を実施し、その成果を管内全体に発信した。
また、若手教員の育成や、近隣校と連携したテーマ別研修など、独自の取組を進め、管内全体の学校力向上における中心的役割を果たした。
さらには、地域の郷土芸能を学習活動に取り入れるなど地域に根差した教育の推進に努めている。
▼金子亘喜(今金高等養護学校教諭)
在籍する生徒の学習指導や支援に加え、地域資源を活用した新しい作業種の開発やキャリアプランニング・マトリックスに基づいた教育課程の編成、入学選考業務等の中心的な役割を果たし、学校運営の充実に努めている。
また、障がい者スポーツの充実に取り組み、陸上競技においては自校の生徒のみならず、北海道選手団のコーチなど中心的な役割を担っている。
さらには道の柔道等授業支援事業において今金中学校で外部指導教員を務め、中学校との交流および共同学習の推進役を担い、今金町ではスポーツ推進員として町内運動会や町内野球大会の運営に貢献した。
【社会教育】
▼藤村公士(函館軟式野球連盟桧山支部前支部長)
二十年から二十七年までの八年間、今金町野球連盟の会長を務め、本年度からは顧問となっている。
さらに二十六年から二十七年の間は函館軟式野球連盟桧山支部長を務めている。軟式野球の指導を通じて青少年の健全育成と地域社会の発展に大きく貢献した。
小中学生を対象とした野球指導では、全国大会へ出場するチームを輩出するなど、その功績は顕著である。
【特別賞】
▼瀬山美月(今金高等養護学校二年)
第十六回全国障害者スポーツ大会において、女子走り幅跳び第三位、女子百㍍第四位と、優秀な成績を収めた。
また、日常の学校生活においても、学習やその他の活動に意欲的に取り組んでおり、他の生徒の模範となっている。
▼新家穂乃香(江差高校三年)
第六十一回全国高等学校弓道大会(二十八年度全国総合体育大会弓道大会)において、個人戦女子の部にて決勝進出を果たした。
二年次の秋季大会以降、函館支部の個人戦において無敗を誇り、全道大会準優勝でインターハイへの出場権を獲得した。全国大会では入賞には届かなかったものの、決勝まで勝ち進んだことは、非常に優秀な成績である。
この記事の他の写真
金子亘喜教諭(今金高等養護)
藤村公士氏(函館軟式野球連盟桧山支部前支部長)
瀬山美月さん(右、今金高等養護2年)
新家穂乃香さん(左、江差高3年)
(道・道教委 2017-03-28付)
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