謙虚さもって職務を　新採用教職員辞令交付式―札幌市教委

（市町村 2017-04-05付）

３０１人に辞令が交付された

　札幌市教委は三日、市立札幌大通高校で二十九年度新採用教職員辞令交付式を執り行った。新採用となった教職員三百一人が出席。長岡豊彦教育長は「健康管理に留意して教育活動に取り組み、本市の学校教育の充実・発展に寄与してほしい」と求めた。

　本年度は三百一人を採用。内訳は小学校教諭百五十一人、中学校教諭七十人、中等教育学校教諭一人、附属中学校教諭一人、高校教諭四人、特別支援学級・学校教諭六十三人、養護教諭十一人となっている。

　式では一人ひとりの名前を読み上げたあと、長岡教育長が代表者に辞令を手渡した。

　続いて、新採用教職員全員で「教育を通じ全体に奉仕すべき責務を自覚し、教育に従事する公務員として誠実かつ公正に職務を遂行する」と宣誓した。

　長岡教育長は「誠実さや公正さ、何より謙虚さをもって職務に取り組んでほしい」と呼びかけたほか、未来を担う子どもたちを育てるため高い倫理観をもつことや、豊かな人間性・社会性を備えた教員になることを求めた。

　また、「鮮明な目標と強烈な意欲があれば結果はあとからついてくる」と自身の座右の銘を示したほか、「健康管理に留意して教育活動に取り組み、本市の学校教育の充実・発展に寄与してほしい」と呼びかけた。

(市町村 2017-04-05付)