小学校での留意点確認　札幌市教委がＡＬＴ配置説明会

（市町村 2017-04-13付）

各校の教頭など２００人が参加した

　札幌市教委は十日、市内ちえりあで二十九年度外国語指導助手（ＡＬＴ）小学校配置説明会を開催した。各校の教頭等、約二百人が参加。ＡＬＴの効果的な活用に向け、配置概要や留意事項を説明した。

　はじめに、工藤真嗣研修担当課長があいさつ。本年度は小学校五・六年生が平均年十二回程度、ＡＬＴの指導を受けられるように調整していることにふれ、「年間指導計画や目標を明確にして、ＡＬＴをこれまで以上に活用してほしい」と呼びかけた。

　続いて、堀口基一研修担当係長が二十九年度外国語指導助手配置概要を説明。民間委託でＡＬＴを配置するＮｏｎ―ＪＥＴＡＬＴについて、契約期間や配置日程、勤務時間、職務内容等を解説した。

　このあと、委託業者の㈱インタラック北日本の担当者が外国語指導助手配置にかかる留意事項について説明。指導計画をクラス・学年単位ではなく、必ず学校単位で送ることや、指揮・命令・指示は教員からＡＬＴに対して行わないことなどを呼びかけた。

　なお、午後からは中学校を対象とした説明会を開催した。

(市町村 2017-04-13付)