道高・特教頭・副校長会十勝支部が総会　管内教育発展に向け尽力　新支部長は帯広柏葉高・佐藤氏

（関係団体 2017-05-10付）

本年度の事業計画などを確認した

　【帯広発】道高校・特別支援学校教頭・副校長会十勝支部は四月二十六日、十勝合同庁舎で総会・第一回研究協議会を開催した。全三回の研究協議会の開催や全道・教頭・副校長会研究協議会への参加などを盛り込んだ本年度事業計画を審議。役員改選では、支部長に帯広柏葉高の佐藤敬二教頭を選出した。

　はじめに、佐藤教頭があいさつに立ち、近年の教育の動向にふれ、「カリキュラム・マネジメントの充実やアクティブ・ラーニングの視点からの授業改善の実現などが求められている」と指摘。その上で、「今後とも、管内教育の一層の充実・発展に向け、尽力してもらうとともに、本日の総会・研究協議を通して、今後の学校運営につなげていただきたい」と呼びかけた。

　引き続き、顧問を務める帯広柏葉高の島芳一校長が登壇。教職員とコミュニケーションを構築する大切さを強調するとともに、管理職としてのリーダーシップの発揮に期待を寄せた。

　続いて、十勝教育局の西村公弘次長が本年度の教育推進の基本方針について示したほか、笠嶋真志企画総務課長、今泉純道立学校運営支援室長、佐藤育子教育支援課長、俵英生高校教育指導班主査がそれぞれの所管事項について説明した。

　総会では、二十八年度の事業、決算を報告したほか、本年度事業計画や予算案について審議。これまで年四回実施してきた研究協議会を本年度から年三回に変更したことや五月十七日から札幌市で開催する全道・教頭・副校長会の研究協議会に参加することなどを確認した。

　役員改選では、支部長に帯広柏葉高の佐藤教頭を選出。このほか、会則の改正や本年度の研究協議会および研究発表の当番校などを確認した。

　このあと行った研究協議では、「教頭として取り組んでいること」をテーマに「服務規律の保持」や「学校職員人事評価」「校内研修」「メンタルヘルス」などについて活発に意見を交わした。

　本年度の役員はつぎのとおり。＝敬称略＝

▽顧問＝島芳一（帯広柏葉）、狩野康弘（帯広三条）

▽支部長＝佐藤敬二（帯広柏葉・新）

▽副支部長＝青木広明（帯広三条・新）、佐藤裕二（帯広農業・新）

▽幹事＝増田康広（芽室・新）、齋藤譲一（音更・新）

▽会計＝蠣崎広之（帯広南商）、野田慎太郎（帯広農業）

▽監査＝坪井克彦（幕別）、湊谷匡晃（白樺学園）

(関係団体 2017-05-10付)