札幌市が中学校運動部活動充実へ　１６校にアスリート派遣　バドミントンなど指導

（市町村 2017-05-12付）

　札幌市スポーツ局は、運動部活動アスリート派遣事業について、二十九年度の派遣校を決定した。中学校十六校にクロスカントリーやバドミントンなどの専門的な技能・知識を有するアスリートを派遣。生徒の充実した運動環境を整えるなど、スポーツに対する意欲・関心の向上を図っていく。

　同事業は、中学校の運動部活動に専門的な技能・知識を有するアスリートを派遣し、生徒の技術向上およびスポーツに対する関心・意欲の向上を図ることが目的。充実した部活動環境の形成も目指している。

　主に市内および近郊に居住するアスリートを外部指導者として派遣するもの。一年間を通して同一アスリートが継続して指導することとしており、派遣は月二回程度で上限を年間二十二回としている。

　前年度から実施しているもので、これまで市内中学校十校にアスリートを派遣。それぞれ陸上競技部や軟式野球部、サッカー部、バレーボール部、バスケットボール部でアスリートが指導を行った。

　本年度は十六校に派遣することに決定。新たにクロスカントリーやバドミントンにおいてアスリートを派遣する予定となっている。

　本年度の派遣校と種目はつぎのとおり。

▽クロスカントリー（新）＝市立札幌みなみの杜高等支援学校（三十年一～三月派遣予定）、藻岩中（三十年一～三月派遣予定）

▽サッカー＝八条中、簾舞中、山鼻中

▽バスケットボール＝澄川中、手稲中、常盤中、八条中（二学期から派遣予定）

▽バドミントン（新）＝東月寒中、簾舞中、南ヶ丘中

▽バレーボール＝星置中、山鼻中

▽陸上競技＝手稲中、北都中

(市町村 2017-05-12付)