札幌市教委　特色ある学校教育事業連絡会議　取組充実へ情報共有

（市町村 2017-05-18付）

実践校担当者などが参加し、説明を受けた

　札幌市教委は十二日、市教委会議室で、二十九年度札幌らしい特色ある学校教育推進事業第一回研究実践校連絡会議兼推進検討プロジェクト会議を開催した。研究実践校の担当者や関係者など三十人が参加。事業の趣旨等について説明を受けたほか、今後の取組について交流した。

　同事業は、「雪」「環境」「読書」の三つのテーマを中核として、札幌の自然環境や人的、文化的環境などを生かしながら、知・徳・体の調和のとれた学びを推進することを目的に実施している。

　会議の冒頭、教育課程担当課の野田隆之企画担当係長があいさつ。事業の趣旨等にふれたほか、「他校との情報交換や専門家からの助言・情報提供を通して、取組の充実を図るとともに、成果を報告してほしい」と呼びかけた。

　また、「本年度は研究実践校同士の交流が広がるような取組を検討している」と述べた。

　続いて、関根昌彦企画担当係長が同事業の趣旨や実務の進め方などについて説明した。

　このあと、雪・環境・読書の三グループに分かれてテーマごとの会議を実施。各校が予定している取組内容について交流を行ったほか、それぞれの分野の専門家が情報提供や助言を行った。

(市町村 2017-05-18付)