札幌市教委 札幌らしい特色ある学校教育推進事業 54校を研究実践校に(市町村 2017-05-11付)
札幌市教委は二十九年度札幌らしい特色ある学校教育推進事業研究実践校を決定した。五十四校を研究実践校に指定。各校が雪・環境・読書のそれぞれのテーマに沿って、特色ある教育活動を推進していく。
札幌らしい特色ある学校教育推進事業は、すべての学校が育てたい力を明確にしながら取り組む特色ある教育活動の推進を目的に実施しているもの。札幌市教育推進の目標に基づく、自立した札幌人を育成するためにすべての学校が共通に取り組む三つのテーマ「北国札幌らしさを学ぶ〝雪〟」「未来の札幌を見つめる〝環境〟」「生涯にわたる学びの基盤〝読書〟」を中心に据えている。
「雪」の雪に関する教育課程研究実践校は六校で、雪を題材とした学習活動の教科等における教育課程の位置付けについて研究する。
「環境」では、太陽光パネル活用等に関する学習活動研究実践校を三校指定。太陽光パネル活用等をテーマとし、教科等における学習活動や取組について研究する。地域・外部人材を活用した自然環境に関する学習活動研究実践校は六校で、専門的な知識や経験のある地域・外部人材等を活用し、自然環境をテーマに学習活動等を行う。
さっぽろっこ農業体験事業研究実践校は三十校で行い、稲作や酪農など農業体験を通して、食の大切さへの理解を深める。
「読書」では、園・学校での図書館活用授業研究実践校を九校指定。学校の図書館や園の図書コーナーを利用した授業や活動について研究する。
本年度の研究実践校はつぎのとおり。
◇
【雪】
▼雪に関する教育課程研究実践校=ひがしなえぼ幼、屯田北小、屯田小、真駒内公園小、新光小、簾舞中
【環境】
▼太陽光パネル活用等に関する学習活動研究実践校=二条小、月寒東小、元町中
▼地域・外部人材を活用した自然環境に関する学習活動研究実践校=平和小、北野小、苗穂小、中央中、米里中、藻岩高
▼さっぽろっこ農業体験事業研究実践校
▽野菜、果樹等の収穫体験=屯田北小、石山南小、南小、東山小、旭小、栄緑小、屯田西小、山鼻小、資生館小、発寒東小、稲積小、日新小
▽酪農体験=月寒東小、米里小、大谷地小、新光小、札幌小
▽農業体験実施においてバスの手配およびバス代の措置=定山渓小、西岡北小、青葉小、あいの里東小、手稲鉄北小、札苗北小、幌北小、月寒小
▽さとらんど子ども学習農園を活用した収穫・調理体験=北白石小、平岸西小、美しが丘小、あいの里西小、栄町小
【読書】
▼園・学校での図書館活用授業研究実践校=かっこう幼、平和小、常盤小、北ノ沢小、福井野小、あいの里東中、藻岩中、北都中、平岸高
(市町村 2017-05-11付)
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