子どもの貧困対策など議論　２定札幌市議会で、きょうから代表質問

（市町村 2017-06-05付）

　札幌市議会の第二回定例会代表質問が、きょう五日からはじまる。教育関係では、子どもの貧困対策や地域人材の活用、少人数学級の拡充などについて各議員から質問が出される見通しとなっている。

　代表質問ではきょう五日に村松叶啓議員（自民党）、かんの太一議員（民進党市民連合）、あす六日には竹内孝代議員（公明党）と太田秀子議員（日本共産党）が質疑を行う。

　かんの議員は、市が実施した札幌市子ども・若者生活実態調査の結果から子どもの貧困対策に向けて、どのような取組を行うか質問するもよう。

　竹内議員は、教員の多忙化といった教育課題の解決に効果のある地域人材の活用について、有効活用に向けてどういった仕組みづくりを行っているのか説明を求める見通し。

　太田議員は、児童生徒にきめ細やかな指導ができる少人数学級について、拡充に向けた市の考えを問う予定となっている。

　また、新学習指導要領では授業時数の増加が明記されていることから、今後市としてどう対応していくか説明を求める見通し。併せて、正規教員の拡充に関する見解を問うもよう。

(市町村 2017-06-05付)