道小学校家庭科教育連盟が総会　１１月に函館で全道大会　３１年度の道・東北大会へ準備

（関係団体 2017-07-20付）

「自らよりよい生活を創り出す子ども」を主題に研究活動を進める

　道小学校家庭科教育連盟（新岡惠会長）は十五日、札幌市立本郷小学校で二十九年度総会・夏季研修会を開いた。総会では「自らよりよい生活を創り出す子ども～生活を見つめなおし　子どもの言葉や行動が変化する学習」を主題に掲げて研究活動を進め、十一月に函館市で全道研究大会を開くことなどを盛り込んだ本年度運営活動計画を決定。また、三十一年度に札幌市で開かれる道・東北地区研究大会の成功に向け、会員の力を結集して準備を進めることを確認した。

　総会では、新岡会長があいさつ。研究大会などを通して、活発な研究活動を行うよう呼びかけた。

　過日決定した本年度役員・事務局員の紹介のあと、議事に入り、二十八年度活動報告などを承認。二十九年度運営活動計画を決定した。

　運営活動計画をみると、運営方針に「本道の小学校家庭科教育について研究ならびに調査を行い、教員の資質の向上および本道の教育の振興を図る」ことを掲げた。第五十五回道小学校家庭科教育研究大会道南大会を通して、家庭科教育の充実・深化に努めること、また、第三十四回道・東北地区小学校家庭科研究大会道大会に向けて準備を進めることを運営の重点に位置付けた。

　本年度研究主題は「自らよりよい生活を創り出す子ども～生活を見つめなおし　子どもの言葉や行動が変化する学習」と設定。

　第五十五回研究大会を十一月十日に函館市立青柳小学校で開き、公開授業や研究協議などを通して取組の成果を披露する。

　第三十四回道・東北地区研究大会は、第五十七回道小学校家庭科教育研究大会札幌大会と第十三回札幌地区小学校家庭科教育研究大会を兼ねて、三十一年十月十一日に札幌市立厚別北小学校で開く。総会では、その成功に向け、会員の力を結集して準備を進めることを確認した。

　総会後は夏季研修会を開き、研究交流と「家庭科で使ってみたい教具」についての研修を行った。

　二十九年度の役員はつぎのとおり。＝敬称略＝

▽会長＝新岡惠（札幌市立拓北小校長）

▽副会長＝山崎俊宏（札幌市立西園小校長）、内村めぐみ（東神楽町立志比内小校長・新）、小川祥子（函館市立青柳小校長）、近藤弘子（上士幌町立上士幌小校長・新）

▽事務局長＝石澤優子（札幌市立本郷小校長）

▽事務局次長＝近香奈子（札幌市立東園小教頭）、永井智子（札幌市立新琴似北小教頭・新）

(関係団体 2017-07-20付)