渡島小中学校長会第２回理事研　今後の指導のポイント共有　渡島局・西村義務教育指導監が説明

（関係団体 2017-07-24付）

説明を通じて、２９人が資質・能力向上を図った

　【函館発】渡島小中学校長会（竹嶋充会長）は七月上旬、七飯町文化センターで、二十九年度第二回理事研修会を開いた。会員二十九人が参加。渡島教育局の西村和彦義務教育指導監による文部科学省や道教委の取組などの説明を通し、資質・能力の向上に向けて研鑚を積んだ。

　開会式のあと、西村義務教育指導監が「二十九年度の渡島重点」に関する実践事例や、小学校の外国語科・外国語活動のポイントなどを説明した。

　小学校高学年の外国語科に関しては、国際的な基準を参考に、小・中・高校で一貫した「聞く」「読む」「相手とのやりとり」「発表」「書く」の五つ。中学年の外国語活動では「聞く」「相手とのやりとり」「発表」の三つの目標を設定していることを説明した上で、学習内容の改善方法や指導方法に関するポイントを解説。また、いじめ問題に解決に向けて、積極的な認知を行うための留意事項や考え方などを説明した。

　西村義務教育指導監は「学校の取組や状況を保護者に伝えることで、学校を理解してもらえるような学校運営を進めてほしい」と述べ、地域と一体となって進める学校づくりの実現を求めた。

　このあと、校長会として参加予定の研究大会等の詳細などを確認した。

(関係団体 2017-07-24付)