「どぼくのきかい見学会」に園児参加　高所作業車の試乗体験など　建設業身近に感じて

（関係団体 2017-07-26付）

飛行するドローンを目の当たりにし、園児からは大きな歓声が上がった

　【帯広発】浦幌町内の建設業者㈱フクタ主催の「どぼくのきかい見学会」が十四日、浦幌除雪ステーション構内で実施された。同社が建設業を身近に感じてもらおうと初めて企画したもので、建設機械の見学・試乗やドローンのデモンストレーション飛行を実施。参加した三十人余りの子どもたちは、土木とのふれあいを楽しむとともに、建設業の魅力などについて理解を深めた。

　見学会は、担い手育成事業の一環として、地元の子どもたちを対象に、建設業の日ごろの活動や地域における必要性を理解してもらおうと企画したもの。町内の保育園および幼稚園から三十人余りの園児が参加した。

　はじめに、除雪車やショベル、高所作業車、道路パトロール車などの建設機械を見学。同社の醜茶敏美工事課長から、それぞれの機械の特徴などを学んだ。

　続いて行われた最新型ドローンのデモンストレーション飛行では、子どもたちから歓声が上がった。実際にドローンを見るのは初めてという子どもが多く「もっと高くまで上げて！」「近くで飛ばして！」などと興味津々に参加していた。

　高所作業車の試乗体験では、同社社員が一緒に乗り込み、事故やケガのないようサポート。子どもたちは、高さ約十㍍から見える景色を満喫していた。

　同社の福田憲司社長は「子どもたちはとても楽しんでいたし、土木を身近に感じてもらえたと思う。今後もこうした取組は継続的に行っていきたい」と話していた。

(関係団体 2017-07-26付)