道高文連全道高校英語弁論大会開く 弁論の部・石戸君(函館中部)、ディベートの部・札幌南チーム富士が優勝(関係団体 2017-11-21付)
道高校文化連盟国際交流専門部は十月二十八日から二日間、北星学園大学で第十八回全道高校英語弁論大会を開いた。弁論の部十八校二十人、ディベートの部十校八十八人が参加。弁論の部では、函館中部高校の石戸凜太郎君、ディベートの部では、札幌南高校のチーム富士が優勝し、全国大会への出場権を手にした。
この日、開会に先立ち、国際交流専門部長の千歳高校・増田雅彦校長があいさつ。「失敗を恐れず、楽しみ、そして大会の成果を全道のみんなで分かち合おう」と呼びかけた。
弁論の部には、道内各支部の予選を勝ち抜いた二十人が出場。「The Walls That Divide Us」と題し、人と人を結ぶ絆が大切と訴えた函館中部高の石戸君が優勝した。
審査委員長の札幌大谷大学社会学部の岡部敦専任講師は「話す英語と言葉の感情面を表現と一体化すれば、相手の心を打つよいスピーチになる」と講評した。
ディベートの部には、道内各地の英語によるディベートに取り組んでいる十校から、十六チームが出場。論題の「Japan should significantly relax its immigration policies」(日本は、移民政策を大幅に緩和すべきである。是か非か)について、粘り強く論証した札幌南高のチーム富士が優勝した。
審査委員長の札幌国際情報高校・木村純一郎教諭は「理性的な答弁、しっかりとした根拠に基づいた論証が重要。負けても勝っても戦った課程を大切にしてほしい」とまとめた。
審査の結果、各部の入賞者はつぎのとおり。
=敬称略=
▼弁論の部
▽一位=石戸凛太郎(函館中部高一年)
▽二位=高木茜実(札幌旭丘高二年)
▽三位=森川祐羽(札幌聖心女子学院高二年)
▽四位=及川玲菜(旭川東高二年)
▽五位=小林千尋(札幌聖心女子学院高二年)
▼ディベートの部
▽一位=札幌南高校チーム富士
▽二位=札幌国際情報高校チームA
▽三位=北嶺高校
▽四位=札幌国際情報高校チーム1
(関係団体 2017-11-21付)
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