【平成３０年を迎えて　教育研究団体に聞く】北海道算数数学教育会　相馬一彦会長

（関係団体 2018-01-05付）

　謹んで新年のお慶びを申し上げます。皆様には、日ごろから北海道算数数学教育会（北数教）の教育研究活動にご理解とご協力をいただいておりますことに厚くお礼申し上げます。

　北数教は、北海道の算数数学教育の振興を図ることを目的として、小学校、中学校、高校の三部会が同じ研究主題のもと、理論的・実践的な教育と研究を続けています。

　最も大きな事業は、北海道を五つのブロックに分けて輪番制で毎年開催されている全道大会です。北海道教育委員会はじめ、教育関係諸機関、諸団体のご後援をいただき、昨年は、第七十二回上川・旭川大会を旭川市で開催しました。小中高それぞれで行われた公開授業と領域別分科会での研究発表を通して、その成果が北海道各地に発信されました。毎年行われているこの全道大会が契機になって、開催地の算数数学教育の活性化も図られています。

　ことしの第七十三回全道大会は、札幌市を会場に開催されます。多くの皆様のご参加をお待ちしております。新学習指導要領で強調されていることをどのように実現するのか、講習会や公開授業、研究発表などを通して検討したり確認する機会にもしたいと思います。

　なお、来年度の第七十四回全道大会は、小樽市を会場に開催する予定で準備を進めています。

▼新年の事業計画

▽第７３回北海道算数数学教育研究大会（札幌大会）

・期日＝３０年１０月１８日（木）～２０日（土）

・会場＝札幌市立伏見小学校、札幌市立白石中学校、札幌平岡高校、札幌サンプラザ

▼事務局＝札幌丘珠高校（事務局長―清水隆弘副校長）

(関係団体 2018-01-05付)