【平成３０年を迎えて　教育研究団体に聞く】北海道教育評価研究会　板田裕子会長

（関係団体 2018-01-11付）

　平成三十年の新年を迎え、謹んで新年のごあいさつを申しあげます。また、日ごろより本会の諸活動に対しまして、深いご理解と温かいご支援をいただいておりますことに厚くお礼を申し上げます。

　さて、本会は昭和四十二年に「教育評価に関する研究を行い、北海道教育の向上に資すること」を目的として発足いたしました。以来、全道の教育評価に興味関心のある方々にご案内をして研究大会を開催してきています。

　本年度も、十一月に札幌市教育文化会館を会場に第四十九回研究大会を開催しました。大会テーマを「新学習指導要領にどう向き合い評価していくのか」と設定し、小学校・中学校の実践発表・分科会と講演会・シンポジウムを実施しました。講師には、教育課程専門調査員、中央教育審議会教育課程部会専門委員でもあります静岡県袋井高校教諭の鈴木秀幸氏をお迎えし、資質・能力の評価、パフォーマンス評価の有効性について講演いただきました。

　本研究会は、道内で唯一の教育評価を研究する団体として、また、小・中学校の関係者がともに研究する小中合同研究の自負と責任をもって研究を進めています。札幌市近郊の事務局員が中心となり、研究推進や研究大会の企画運営を行いながら、道内各地の支部事務局をもち、学習会・研究会や教育評価の情報ネットワークを全道に広げています。

　現在は、オホーツク釧路支部・渡島支部・十勝支部のほか、研究大会支部事務局として道内各地からの協力を得ています。ホームページも開設しています。

　今後とも、本会へのご支援を賜りますようお願い申し上げます。

▼新年の事業計画

▽総会・ミニ講演会＝５月

▽教育評価セミナー＝７月

▽事務局学習会=８月

▽第５０回北海道教育評価研究大会＝１１月

▼事務局＝札幌市立新琴似北中学校（事務局長―小松田靖校長）　

(関係団体 2018-01-11付)