【平成３０年を迎えて　教育研究団体に聞く】北海道エネルギー環境教育研究委員会　榎並典昭委員長

（関係団体 2018-01-11付）

　平成三十年の新春を迎え、謹んでお慶び申し上げます。また、平素より本委員会の活動に対し、深いご理解と温かいご支援を賜り、厚くお礼を申し上げます。

　本委員会は、昨年十一月に札幌市立稲穂中学校にて、全道各地から多くの参加者の中、第七回北海道エネルギー環境教育研究大会札幌大会」を開催いたしました。

　「生きる力を培うエネルギー環境教育の実践～持続可能な社会をめざし、自ら行動する力を育むエネルギー環境教育」の研究主題のもと、小中の理科や社会、中学校保健体育、技術・家庭科と六つの公開授業と三分科会を設定し、教科の枠を超えた横断的な学習の在り方や校種の枠を超えた小・中・高校と一貫した環境教育の在り方、生徒の意欲を喚起する教材開発の工夫など、本委員会の研究成果について活発な研究討議が繰り広げられました。

　また、大会記念講師である帝京大学教職大学院教授・澁澤文隆氏からは、本委員会の実践が全国的にも進んでいる取組であること、新学習指導要領を見据え、学校間や学校と地域が連携したこれからの環境教育の在り方について貴重なご示唆をいただき、二日間の大会は、内容濃く大変実りの多い、実践的な大会となりました。

　今後も、道南支部・旭川支部・道東支部とともに持続可能な社会を担う児童生徒の育成に力を尽くしますので、皆様の変わらぬご指導とご支援を心よりお願い申し上げます。

▼新年の主な事業計画

▽全体研修会

・期日＝２月１７日（土）

▽第２回役員会・３０年度総会

・期日＝５月１９日（土）

▽道内施設見学会

・期日＝７月下旬予定

▽道東支部研究大会（釧路市）

・期日＝１１月下旬予定

▼事務局＝札幌市立信濃中学校（事務局長―小池千秋校長）

(関係団体 2018-01-11付)