【平成３０年を迎えて　教育研究団体に聞く】北海道特別支援学級教育研究連盟　池田哲也理事長

（関係団体 2018-01-11付）

　謹んで新春のお慶びを申し上げます。また、皆様には平素より本連盟の活動に対しまして、ご理解とご支援を賜り心よりお礼申し上げます。

　昨年は、第六十五回北海道特別支援学級教育研究連盟全道大会（十勝大会）を北海道情緒障害教育研究会と合同開催いたしました。音更町を会場に、五校の優れた授業実践の公開と、全道各地からいただいた提言をもとに課題別の四分科会で特別支援学級教育の課題について討議を深めることができました。大会地のご尽力をいただき、多くの皆様の参加が得られたことに感謝いたします。また、全日本特別支援教育研究連盟全国大会山口大会に事務局から実践報告を提言しております。

　本連盟は昭和二十七年の創立以来六十五年間、特別支援学級に学ぶ児童生徒が共生社会にたくましく参画できることを願い、特別支援学級教育の研究を進めています。また、共生社会を実現するため、インクルーシブ教育システムを支える特別支援学級の役割をより確かにすることを目指しています。本連盟の研究テーマを「一人一人の教育的ニーズに応える特別支援教育の展開」とし、知的発達の課題、情緒面・行動面の課題、今日的な課題の四分科会を展開し、特別支援学級教育の課題解決に向け取り組んでいます。

　本年度は、石狩大会で三年次研究のまとめの年となります。新指導要領の理念を体現する新研究の礎となるよう、しっかりとまとめ上げていく所存です。今後とも本連盟へのご理解とご支援を賜りますようお願い申し上げます。

▼新年の事業計画

▽年度総会

・期日＝２月２４日（土）

▽第６６回北海道特別支援学級教育研究連盟全道大会（石狩大会）

・期日＝９月１４日（金）～１５日（土）

▽大会研究集録発行

・期日＝３１年２月

▼事務局＝札幌市立藤野南小学校（事務局長―木村裕昭教諭）

(関係団体 2018-01-11付)