【平成３０年を迎えて　教育研究団体に聞く】札幌小学校英語活動研究会　綱渕友也会長

（関係団体 2018-01-11付）

　謹んで新春のお慶びを申し上げます。平素より、本会の活動に対しご理解とご協力を賜り、深く感謝申し上げます。

　本会は、設立から三年目を迎え、五十人余りの仲間とともに、「英語を通じて人と関わる喜びを実感し世界を広げようとする児童の育成～友達と豊かに関わり、学ぶ楽しさを実感できる授業の創造」を軸に実践を積み重ねています。

　二十九年十二月八・九日には、第十四回全国小学校英語活動実践研究大会札幌大会（兼第三回札幌小学校英語活動研究大会）を開催し、大きな成果を上げることができました。

　小学校外国語活動、英語活動科（大倉山小）では計十七の授業を公開いたしました。研究発表分科会では、①教科化、中学年への外国語活動の導入を意識した指導②新学習指導要領を意識した新教材・補助教材の活用③小中連携による効果的な指導・評価の在り方―の三点から、先進的な取組とカリキュラム・マネジメントの在り方についての六つの研究提言がなされました。二日間にわたり、外国語教育の新たな方向性を確かに共有しながら、英語学習を楽しみつつ着実に力をつけていく子どもの姿を提案できたと考えております。

　本会は、本年も子どもの姿を中心に据えて研究を深めていきたいと考えています。今後も、本協議会に対しまして、一層のご理解とご支援を賜りますようお願い申し上げます。

▼事務局＝札幌市立大倉山小学校（事務局長―類家斉校長）　

(関係団体 2018-01-11付)