北教組石狩支部が年次大会開く　新支部長に舟崎氏選出　スローガン・運動方針決定

（関係団体 2018-03-01付）

スローガンや運動方針などを決定した

　北教組石狩支部（杉浦浩支部長）は二月二十三日、札幌市内の道教育会館で二〇一八年度年次大会を開いた。「平和憲法・〝４７教育基本法〟の理念に基づき、〝教え子を再び戦場に送るな！〟の決意のもと、統一と団結でたたかいぬこう」などのスローガンおよび新年度運動方針を決めた。役員改選では、新支部長に舟崎洋史書記長を選出した。

　冒頭、杉浦支部長があいさつ。北教組の様々な運動を挙げ、最も大きな目的を「教え子を絶対に戦場に送らないこと」と強調。「組合員、教職員としての責務は何を差し置いても平和な社会を築くということ。戦争や紛争、差別や偏見、暴力といったことはあってはならない」と訴えた。

　また、「私たちが学校で、教室で、子どもたちのために教育活動を展開できているのは、まさに平和があるから。いわゆる戦争法が強行成立させられ、平和憲法が改悪されそうになっている今、そこに立ち向かっていく私たちの取組の重要性が問われている」と主張した。

　続く議案審議では、二〇一七年度の業務経過報告を承認したほか、二〇一八年度の大会スローガン、運動方針などを決定した。

　二〇一八年度役員はつぎのとおり。＝敬称略＝

▽支部長＝舟崎洋史（恵庭市柏小・新）

▽副支部長＝林山信吾（江別市江別第一中）、工藤朋樹（江別市野幌中・新）

▽書記長＝髙橋大祐（北広島市東部小・新）

▽書記次長＝川瀬直樹（北広島市双葉小・新）

(関係団体 2018-03-01付)