欧州統合の経緯を学ぶ　道政研が第５回学習会開く

（関係団体 2018-02-23付）

北星学園大の原島教授が講演した

　道高校政治経済研究会（＝道政研、後藤哲会長）は十日、札幌市内の北星学園大学で本年度第五回学習会を開いた。北星学園大経済学部長の原島正衛教授が「欧州統合の現在―なぜそして如何に欧州は統合したのか」と題して講演した。

　道政研では、公民科教員として最新情報を活用した授業を実践するための学習会を五年前から実施。これまで十四回にわたって開き、研鑚を深めてきた。

　今回の学習会では、原島教授が講演。イギリスのＥＵ離脱問題や移民問題といった欧州の現在をはじめ、欧州統合の時代的背景や経緯、欧州の今後について解説した。また、北星学園大経済学部経済学科における新聞を活用した取組を紹介。

　学習会を通して参加者は、公民科担当教員として、揺れ動く欧州統合の歴史的な背景や将来の展望などを学んだ。

　なお、道政研では、来年度も定期的に学習会を実施する予定で、多くの参加者を募集している。問い合わせは、道政研専用Ｅメールアドレス（ｄｏ＿ｓｅｉｋｅｎ＠ｙａｈｏｏ．ｃｏ．ｊｐ）、札幌清田高校（電話〇一一―８８２―一八一一）の藤倉水緑教諭（学習会担当）、千歳北陽高校（電話〇一二三―２４―二八一九）の伊藤智大教諭（道政研事務局長）まで。

(関係団体 2018-02-23付)