函館市小学校長会が総会・研修会　新会長に片桐校長（柏野小）　地域と一体で子どもを育成

（関係団体 2018-04-06付）

片桐新会長は、さらなる連携強化を呼びかけた

　【函館発】函館市小学校長会は三日、市内のホテル法華クラブで、三十年度定期総会・研修会を開いた。本年度予算案や運営方針などについて協議。運営方針では、市教育振興基本計画の実現に向け、地域とともにある学校づくりなどを目指していくことなどを決めた。役員改選も行い、新会長に柏野小学校の片桐由博校長を選出した。

　開会式に先立ち、本年度の転入・採用校長十人の紹介が行われた。開会あいさつでは、片桐由博事務局長が登壇。「きたんなく意見を出し合い、活発な会にしてほしい」と呼びかけた。

　議事に移り、二十九年度の会務報告、会計決算報告、会計監査報告を行い承認した。

　三十年度の運営方針と予算案について協議。

　運営方針では、家庭や地域との連携を深め、これまでの開かれた学校から一歩踏み出して地域の人々と目標やビジョンを共有し、地域と一体なって子どもたちを育む「地域とともにある学校」を目指すとした。

　また、市教育振興基本計画の実現に向け、学校経営責任者として先を見通しながらリーダーシップを発揮することなどを掲げ、「当面する教育課題の解決に向けての研究を深め、成果の交流・発信に努める」など十一の項目を設定した。これらは予算案と合わせ承認した。

　役員改選も行い、新会長に柏野小の片桐校長を選出。副会長には、昭和小学校の白幡俊一校長、弥生小学校の秋山隆行校長、湯川小学校の工藤勉校長、駒場小学校の宇佐美雅司校長の四人を新たに選出した。

　あいさつに立った片桐新会長は「それぞれの立場で大変なこともあると思うが、助け合いながら会を運営していきたい。全連小での円滑な運営も協力して乗り切ろう」と決意を述べた。

　本年度の役員体制はつぎのとおり。

　　＝全員新任、敬省略＝

▽会長＝片桐由博（柏野小）

▽副会長＝白幡俊一（昭和小）、秋山隆行（弥生小）、工藤勉（湯川小）、宇佐美雅司（駒場小）

▽事務局長＝榊博之（亀田小）

(関係団体 2018-04-06付)