札幌市立高・特校長会が総会　新会長に林氏（市立札幌旭丘）　進路探究セミナーなど実施

（関係団体 2018-04-06付）

本年度の事業計画などを決定した

　札幌市立高校・特別支援学校長会は二日、ＡＮＡクラウンプラザホテルで総会・第一回研究協議会を開いた。五月十・十一日に高校一年生対象の進路探究セミナーを市民ホールで実施するなど本年度の事業計画を決定。役員改選では、市立札幌旭丘高校の林恵子校長を新会長に選任した。

　冒頭、役員改選で就任した林会長があいさつ。管理職を目指す教諭が減少している状況にふれ「有力な候補者を発掘し続けなければ」と述べ、後進を育てる必要性を強調した。

　校長会について「小回りが利き、動きやすい組織」と話し「情報の収集と共有、連携によって校種を超えて協働しながら市立学校を発展させていきたい」と抱負を語った。

　議事に移り、二十九年度事業について報告したほか、三十年度事業計画を決定。定例の研究協議会を十三回実施するほか、五月十日から二日間、高校一年生が対象の進路探究セミナーを、七月二十七日に市立高校合同説明会を開くこととした。

　また、授業公開や研究協議を行う市立高校教科別研究協議会を十月三日に実施する。

　三十年度役員はつぎのとおり（全員新任）。＝敬称略＝

▽会長＝林恵子（市立札幌旭丘）

▽副会長＝岡積義雄（市立札幌清田）、春田和之（札幌市立豊成養護）

▽事務局長＝尾崎寿春（市立札幌平岸）

▽事務局次長＝鈴木恵一（市立札幌啓北商業）

▽監事＝野元基（市立札幌新川）

(関係団体 2018-04-06付)