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新会長に橋本氏（留寿都村立留寿都中）　道中が第１回理事研開く　９月　帯広で研究大会
（関係団体 2018-04-10付）

あいさつする橋本新会長

　道中学校長会は七日、ホテルライフォート札幌で三十年度第一回理事研修会を開いた。新会長に留寿都村立留寿都中学校の橋本直樹校長を選出したことを報告。橋本新会長は「札幌市を含め、今まで以上に〝オール北海道〟〝チーム北海道〟として新たな道を開いていくよう活動を推進させていく」と決意を示し、本年度のキャッチフレーズとして「つなげ合い、新たな道を拓く道中」を提げた。

　札幌市への税源委譲に伴い、道中学校長会は組織体制を改革。本年度からは、これまで札幌市内の校長が担っていた会長を含め、五役のうち三人が札幌以外の校長となった。

　はじめに古谷雅幸前会長が、札幌市を除く五地区の副会長の互選によって、留寿都中の橋本校長を新会長に選考したことを報告した。

　あいさつに立った橋本新会長は「七十年という道中の歴史の中で、先達が脈々と積み上げてきた思いをしっかりとつなげながら、全道各地区の校長とも強固に手をつなげ、札幌市を含め今まで以上に“オール北海道”“チーム北海道”として新たな道を拓いていくよう、活動を推進させていきたい」と決意を述べた。

　その上で、本年度のキャッチフレーズとして「つなげ合い、新たな道を拓く　道中」を提示。新たな組織体制で活動を前進するため、会員の支援と協力を求めた。

　また、教育情勢について、①新学習指導要領実施への対応②道教委との連携③教員の時間外勤務の縮減④服務規律の確保―の四点を説明。③に関しては、「北海道アクション・プラン」の内容を踏まえ「全職員の共通理解のもと、働き方改革に向けた取組を関係機関と連携し、主体的に推進することが求められている」とした。

　議事に入り、第九十一回総会・研修会の提出議案などを協議。三十年度運営方針では、組織の充実・強化、道教委、関係機関、諸団体との緊密な連携、家庭や地域に信頼される学校づくりなどの方針を示した。

　活動の重点では、第六十回研究大会十勝・帯広大会の開催、部活動の諸条件の整備と充実に向けた在り方の検討について、文言を追加したことを伝えた。

　つぎに、経営・研修・対策・情報の各部が三十年度業務計画案を説明。対策部では、生徒指導に関する調査として、三十年度はいじめについて調査を行う予定であること、十二月中に報告書を発行する予定であることを説明した。

　このほか、道の教育施策に関する要望活動の計画、九月二十一・二十二日に開かれる第六十回研究大会十勝・帯広大会などについて協議した。