函館市中学校教頭会が総会開く　新会長に旭岡中・小川氏　横のつながり深め学校を前進

（関係団体 2018-04-10付）

小川新会長は横の連携の一層の強化を求めた

　【函館発】函館市中学校教頭会は七日、市内のリソル函館で三十年度総会を開いた。議事では三十年度の事業計画や予算案などを協議。役員改選では、新会長に旭岡中学校の小川俊哉教頭を選出した。小川新会長は「横のつながりを深めながら、学校を前進させる組織づくりを目指して、日々努力していきたい」と述べた。

　はじめに、笹木昭夫副会長があいさつ「市内の学校統合が進み会員も減少しているが、小規模の会としてのよさを生かした運営を進めていこう」と呼びかけ、一層の連携強化と情報交流を求めた。引き続き、新会員五人が自己紹介した。

　続いて、二十九年度会務報告のほか、三十年度の事業計画案と予算案について審議。事業計画では、全国公立学校教頭会研究大会札幌大会での提言準備や定例研修会の実施などを示した。

　三十年度予算案の説明のあとの役員改選では、新会長に旭岡中の小川教頭を選出。事務局長には北中学校の橋本智也教頭を新任した。

　このあと、二十九年度会務報告と決算報告、三十年度事業計画と予算案を満場一致で承認した。

　新役員を代表してあいさつに立った小川会長は「新学習指導要領や働き方改革など、教育現場の課題は様々」と述べた上で「私たち教頭が校長のリーダーシップを助け、教職員の資質向上と学校としての教育成果を上げ、函館市の児童生徒・保護者を幸せにすることが求められている。一丸となって確かな教頭会をつくっていこう」と呼びかけ、一層の協力を求めた。

　三十年度の役員はつぎのとおり。＝敬称略＝

▽会長＝小川俊哉（旭岡中・新）

▽副会長＝笹木昭夫（港中）、田上直広（巴中・新）

▽事務局長＝橋本智也（北中・新）

▽事務局次長＝田中登（亀田中・新）

(関係団体 2018-04-10付)