道エネルギー環境教育研が総会等　３１年２月に全体研修会　榎並委員長を再任

（関係団体 2018-05-23付）

３０年度の活動計画などを報告した

　道エネルギー環境教育研究委員会は十九日、ホテルライフォート札幌で三十年度総会・講演会を開いた。総会では、三十一年二月に全体研修会を開くことなどを盛り込んだ活動計画などを報告。役員改選では、榎並典昭委員長を再任した。

　開会あいさつに立った榎並委員長は、前年度の研究大会の成果や、若手の育成の重要性にふれ「これからも体験や実践を通しながら学ぶことが重要。仲間を増やし、素晴らしい委員会をさらに発展させたい」と述べた。

　議事では、榎並委員長が三十年度役員体制や二十九年度の活動、三十年度活動計画を報告した。

　活動計画では、研究の柱を「研究基盤であるエネルギー環境教育の定義、研究主題・副主題、研究仮説をもとに、研究方法の丁寧な検証を図り、これまでの研究成果をもとに、引き続きその発展、深化を図る」「会員研修の充実とネットワークづくりに努める」など四点を据え、研究を進めていくこととした。

　十二月一日には勉強会を、三十一年二月十六日に全体研修会をそれぞれホテルライフォート札幌で開くことなどを計画に盛り込んだ。

　総会のあとは講演会を実施。電力中央研究所横須賀運営センターの吉光司氏が「エネルギー資源や環境に関する効果的な指導方法例と教材開発」と題して講演した。

　本年度の役員はつぎのとおり。＝敬称略＝

▽委員長＝榎並典昭（札幌市稲穂中校長）

▽幹事長＝小池千秋（札幌市信濃中校長）

▽幹事＝成田昭人（開発部会長、札幌市北白石中校長）、熊谷誠二（研究部会長、札幌市屯田中央中校長・新）、山下豊（広報部会長、札幌市簾舞中校長）、杉山憲一郎（大学代表、北海道大名誉教授）

(関係団体 2018-05-23付)